保護者の「部長」の役割が分からず悩んでいたら…

小学生の習い事は、どうしても親の手が必要だなあ~と日々実感しています。スポーツ少年団などのスポーツ系の習い事は、特にそうなのではないでしょうか?練習や試合の付添、お茶当番然り…

うちの子がやっている習い事もご多分に漏れずです。子どもが6年生ということもあり、保護者の取りまとめ役である「部長」を、今年度から拝命しました。厳密に言うと、前年度の部長さんがご家庭の事情で難しくなってしまったので、今年に入ってから引き受けています。かれこれ8カ月が過ぎました。ちなみに、うちの子は5年生の2学期から始めたので、習い事を始めてから5カ月で「部長」を引き受けることになってしまいました。右も左も分からないので、とても不安でした。

子どもが所属するチームは比較的少人数なので、お茶当番や付添の当番はありません。当番ではないことから、出られる人が練習や試合等に付き添い、さまざまなお手伝いをします。

私は、「部長」という立場ということもあり、よほどの用事や外せない仕事がない限り、付添をしています。ただ、仕事の性質上、自宅で作業することが多いので、土日に付添をすると、他で時間を切り詰めたり急いで片付けなければならず、時間の捻出がとても難しいと感じていました。

「部長」のお役目は、コーチからの連絡を受け保護者の皆さんに様々な連絡をする、会議に出る、予定表などの事務書類を作成するなどで、さほど難しいことではありません。ですが、特に引き継ぎをしてもらったわけではないので、どこまでが部長の仕事で、何を他の保護者の方に委ねて良いか全く分からず、手探りでやってきました。とにかく分からないので、前からいる方にいろ色お聞きしながら、何とか進めるという感じです。

自分がよく分からないので、他の方にお願いもできず、多少無理をしてでも、自分でできることはとにかく全部やろうと必死でした。

でも、知らず知らずのうちに自分のキャパを超えてしまい、習い事関係のことだけでなく、日常生活や仕事でも、ミスが多くなってしまっていたのです。誰かに相談したい、でも誰に何を相談すべきなのか、頭の中が混乱していました。


数日前のこと。前年度にどうしていたかを確認する必要があることがあったので、そのことを知っているお母さんに連絡をしました。すると、彼女の方から電話を下さいました。必要なことを聞き、それで用件は済みましたが、相談できそうな雰囲気だったので、思い切って、「部長」の役割がよく分からずにやっていて、実は悩んでいることをカミングアウトしました。

すると、「なあんだ、もっと早く言ってくれたらよかったのに~」と言ってくださったのです。これまでの彼女の経験や、どのように心がけて子どもの活動で、母親として振る舞ってきたかを話して下さいました。さらに、「部長」の役目は確かに分からないし、来年以降のことを考えると、皆で確認した方が良いから、話の口火を切ることを提案してくださったのです。

このお母さんには、とにかく感謝の一言です。私が勝手に背負ってしまっただけのことですが、相談なんかしたらご迷惑かな~と思いつつ、ありがたい提案までしていただき、本当によかったです。

でも、相談するのは本当に勇気がいることです。私も8カ月も自分の中で留めてしまいました。私のように、母親の立場で悩んでいる方は少なからずいらっしゃるかと思いますが、相談できそうなタイミングがあったら、少し勇気を出してみると、思いの外解決するかもしれませんね。

そうは言っても、この悩みを打ち明けるのは、私にとって本当に勇気のいることでした。

コーチの真意

習い事でスポーツをしている小学生にとって、夏休みは練習や試合漬けではないでしょうか?

うちの子(以下、A)も、その一人です。去年の2学期から始めたため、夏休みに練習や試合漬けになるのは、初めての経験です。

先日、暑い中行われた試合でのこと。負けている状況で、暑さと疲れで思うように体が動かず、チームの士気も下がっていました。そんな状況で思うように動けず、ミスをしてしまう自分に対し、悔しくなってしまったAは、試合中に泣いてしまいました。

泣いてしまったという理由で、コーチから「交代」を命じられ、以後試合には出られませんでした。さらに試合のあと、「Aのせいで負けたんだ」とお叱りを受け、そのショックと悔しさで、さらに泣いてしまい、自分でもどうしていいのが分からなくなり、心身ともに疲れきって帰ってきました。

母親の立場としては、

「コーチは頑張ってほしいから、あえて厳しくしたんだよ」
と慰めるしかなかったです。


翌日の練習で、コーチから、

「Aは家で、悔しがっていたでしょ」

と声をかけられました。

「はい。コーチからのエールだと伝えました」

と答えたところ、なぜ交代を命じたかを説明して下さいました。


試合中に泣くということは、相手がそこを狙ってくるから、絶対にダメだということを、ご自身も子どもの頃から厳しく指導されてきたし、うまくなってほしいからそのように指導したとのことでした。

練習後、自宅に帰ってから子どもに、「交代」を命じたコーチの真意を伝えました。すると、とても納得できたようで、


「じゃあ、頑張る」
と気持ちを切り替えることができました。でも、本音としては、

「そういう言い方だと自分は分からないから、説明してくれたら分かるのに…」
と思ったそうです。


スポーツの指導は厳しいので、小学生に、過酷な練習や厳しい言葉・措置で大丈夫なのかな?と心配している親御さんもいるかもしれません。また、小学生は、コーチが子どもたちのことを思ってしてくださっていることや、あえて厳しい態度・言葉で指導されることが理解できない場合が、少なからずあると思います。自分の経験上、男子のほうが、態度だけで示されても、真意は理解できないという場合が多いと思います。

子どもがコーチや先生など、指導者の方に注意されてショックを受けている場合、子ども本人がなぜ注意されたかを考えることはとても大事だと思います。ですが、練習にいきたくないといった事情がある場合は、可能な範囲で指導者の方にその真意をお聞きし、子どもに理解できるようにかみ砕いて伝えてあげることも、必要かもしれません。

新月のお願い事

昨日は新月でした。最近よく覗かせていただいている、宮本佳実さんのブログ
https://ameblo.jp/beauteria/

に、新月にお願い事をすると願いが叶いやすいとあったので、今回は、小学生の子どもに趣旨を話して、一緒にやってみました。

10個お願い事を書くと良いらしいので、二人でそれぞれ10個書いてみました。
子どもは、「10個も思いつかない~」といいながら、一生懸命絞り出して書いていました。

私のお願い事は、仕事のことが大半で、あとは家族のこと。子どもは、自分がやっている習い事が上達したいというのは、子どもらしくて微笑ましいと思ったのですが、よくよく下の方を見てみると…

  • 世の中から犯罪者がいなくなりますように


と書かれていました。

私のお願い事は、自分のことと家族のことという、とても小さいスケール。それに対し子どものほうは、地球のことや世の中という壮大なスケールのことを願っていて、自分のスケールの小ささを残念に思うと共に、本当に「すごい」と思いました。本人にどうしてそのお願いを書いたのか聞いたところ、

「だってそうなったら、自分もみんなも幸せだから」
とのことです。もう脱帽です。(;^ω^)


新月のお願い事を通じて、我が子から、心のスケールについて教えてもらった出来事でした。
次の新月には、今月より少しでも大きいスケールのお願い事ができる心になれるよう、努力します。

言わなくてもやる女子、言ってもやらない男子

昨日は子どもの習い事の付添。暑い中、ひたすら頑張る子どもたちを横目に、母親同士で毎回恒例の立ち話。

昨日の練習は、女子が試合に出場している関係で男子のみでした。

男子のみの練習を見ながら、高校生の女の子を二人持つお母さんが、お姉さんたちと末っ子の男の子(小5)では、あまりに行動が違うということを話してくれました。

小5の男の子は林間学校だったため、数日家にいなかったそうですが、お姉さんたちに、

「ママがいろいろ言わないから、静かだね」

と言われたそうです。娘さんたちにそう指摘され、

「そういえば、娘たちにはいあれこれ注意しなかったなあ。言わなくてもできていたんだよね」
と振り返っていました。

それを聞いた男子のみを持つお母さんたちが、口を揃えて、

「男子は言ってもやらないよね~」
とコメント。つくづく違いを感じていました。


女性である母親たちからすると、とにかく男子は不思議に映るものです。

先ほどの男の子は、翌日、ハードな練習があるのが分かっているのにもかかわらず、家に帰ってきて休むのかと思ったら、友達に遊びに誘われて出て行ってしまったそうです。さらに翌朝早くにお友達から電話があって、「遊ぼう」と誘われたそうです。お母さんは、「さすがに、疲れているし午後から練習があるので、遊ばないんじゃないかな」と思ったのですが、「うん、いいよ」と答えて、午前中いっぱい遊んでしまったそうです。

遊びが終わって、その男の子は、お昼ご飯になっても、

「おなかすいてない」

という始末。疲れすぎて、食欲がなくなってしまったようです。


このエピソードにあるように、男の子は、どちらかというと、目の前で起こっていることに瞬時に反応する傾向があるように思いました。それに対して、女の子のほうが、もう少し先を見据えた上で判断して行動しているように思います。

男の子と女の子の行動の違いは、個による違いはありますが、やはり一定の傾向はあるのではないでしょうか?
これからも、彼らの練習を見守りながら、お母さんたちと一緒に男の子と女の子の違いを観察しようと思います。

学生さんからの嬉しいオファーを受けて

今週は、前期(または春学期)の大学の授業が最終回だったというところが多いかと思います。

昨日前期の授業が最終回だった大学では、講義のまとめ、最終レポートの提出、大学から課されている授業アンケートをしてもらった後に、講義を振り返ってコメントを書いてもらいました。

その中に、嬉しいオファーの話があったのでした。

私に対して、

「キャリアセンターの面談員さんになってほしいです」

と書かれていました。


実は、中高の教員をしていた頃から、教員の仕事で一番好きだったのが、面談でした。なので、そんなことを言っていただけで、本当に嬉しく思いました。思わずコメントペーパーに向かって、「いつでもOKですよ~」と独り言を言ってしまいました。


当ブログでも時折紹介しているように、今まで、相談にきて下さった学生さんには、自主的に応じてきました。それは、私だけではなく、他の先生方も、学生さんの相談に応じている光景をよく見かけます。

大学生からしたら、進路の相談は、あまり面識がない相談員の方より、毎週顔を合わせている授業担当教員のほうが、相談しやすいということはあるかもしれないですよね?特に、職業に直結する科目を担当している場合、大いにあり得るのかな、と思います(まさに、私などはそのケース)。その教員が、非常勤の場合、授業の時間前後しか大学にいなく、学生さんからしたら、相談したいときに教員がいない。仮にいたとしても、あまり時間をとってもらえないということがあると思います。教員側も、時間を作りたいのはやまやまだけど、授業の前後にしかその大学にいられない(しかも短時間)ことはよくあることです。授業の前後に別の仕事が入っているというケースが多いからです。

この学生さんがおっしゃってくださったように、前々から、キャリアセンターの相談員と授業担当者を兼ねられるものならやりたいと思っていました。仕事として時間が確保されているのであれば、双方にとってとてもいいシステムになるのではないでしょうか?

これを機に、大学側に働きかけてみてもいいのかな、と思いました。

学校見学のすゝめ

受験生の皆さんにとって、夏休みは勝負どころですね。

夏は、受験勉強をしながら志望校の検討をする時期。たくさんの学校からどうやって絞っていけばいいか、決めかねているという方も多いのではないでしょうか。

志望校に迷っていたり、勉強のモチベーションが上がらないなあ~と感じた時には、気分転換をかねて、志望する学校に行ってみることをオススメします。

個人的には、あえて、学校説明会やオープンキャンパスではない時に行くことをオススメします。なぜなら、学校の「素」が分かるからです。校内に入らなくても、門のそばまで行けば、生徒さんや学生さんがいることも多いので、雰囲気が伝わってくると思います。

より上を目指して勉強すること自体は良いと思いますが、憧れだけで進学先を選んでしまうと、入学後に「自分に合ってないな。こんなはずじゃないのに。つまらない」と思ってしまうことも。それを避けるためにも、可能な限り足を運んでみることをオススメします。実際に行ってみると、不思議と、自分に合う・合わないが分かるものです。

それから、自分の学力より高い学校が、必ずしも合わないとは限りません。逆にしっくりくることもあり得ます。


個人的な経験ですが、高3の夏休みに時に、当時第1志望にしていた大学に実際に足を運んでみました。オープンキャンパスや学園祭などではない時だったので、部活をしてい学生さんくらいしかいませんでしたが、なんとなく近づき難い雰囲気があって、あまり居心地がよく思えませんでした。頑張れば手が届きそうな大学でしたが、見学を機に、あまり行きたいと思えなくなってしまいました。

その一方で、夏の時点ではF判定(最も低い評価)の大学にも、ものは試しと思って軽い気持ちで見学に行きました。その時の自分の学力では、相当難しかったのですが、自分としては、見学した大学の中で一番しっくりきたのです。キャンパスを歩いていて、とても居心地が良く感じたのを良く覚えています。

それまでは実力以上すぎて、目指そうとも思えなかったですが、見学に行って以来、その大学に行きたいと思うようになりました。いろいろ調べたところ、一般入試以外の入試制度があることが2学期になって分かり、条件を満たしていたので、チャレンジすることにしました。担任の先生には、「合格したら奇跡だな」と言われたほどです。


その試験は、書類審査(1次)と小論文・面接(2次)でした。年によっては倍率が10倍以上になることもあります。実力以上の大学ということで、「受かったらラッキー」と気負わずに勉強し(もちろん一般入試の準備もしながら)、でも小論文は、高校の先生にたっぷりしごいてもらって、泣きながら勉強して試験に臨みました。

その結果…まさかの合格!

自分が一番驚きました。担任の先生だけでなく、いろんな先生に、廊下を歩く度に声をかけられ、そして驚かれました。

晴れて合格したその大学は、勉強したいことも自分にとても合っていて、大学生活は本当に充実したものとなりました。

こんなミラクルもあるので、少しでも気になる学校があれば、ぜひ足を運ぶことをオススメします!

今日は、その母校に用事があって行ってきたので、こんなことを思い出しました。

今学期の最終授業での、初めての試み

大学生は、今月いっぱいで夏休みに入るという場合が多いかと思います。7月下旬は、前期(または春学期)の最終授業または試験期間ですね。夏休みまであと少し。体調に気を付けながら乗り切りたいものです。

 

今年度初めて担当した某女子大の授業(教科教育法)では、少人数(6人)のメリットを生かし、たくさん模擬授業を行いました。他の人の模擬授業を見ると、「あ、いいなあ。真似してみよう!」と思いがちなのですが、いざ自分がやってみると、なんかうまくいかないということがあります。

 

その原因は、「自分らしさ」を発揮しているか否かにあります。他の人の授業がいくら素晴らしくても、それが自分らしくできなければ、良い授業にはなりません。憧れの先生のように授業がしたいと思って真似してやってみたけど、全然うまくいかないなんてことは良くあるものです。

 

実は、私自身がこの半年くらい、自分らしく過ごせない状況に陥り、「自分らしいって何だろう?」ということを自問しています。そのもがき苦しんでいる時に出会ったのが、『可愛いままで年収1000万円』の著書で知られる、宮本佳実さんの本及びブログでした。今回、特に参考にしたのは、『大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから~人生のモンモン期をするりと脱出する方法~』(大和書房、2018年)です。

 

大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。~人生のモンモン期をするりと脱出する方法~

大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。~人生のモンモン期をするりと脱出する方法~

 

 宮本さんの著書全9冊を読ませていただいて、「自分を大切にしよう!」ととても勇気づけられたと同時に、著書の中に書かれている考え方やワークが、学校教育、特に授業をするという教員の心構えや姿勢にとても役に立つと思ったのです。

 

そこで、宮本さんの著書の中に書かれているワークを、私なりにアレンジして、今学期の最終授業で学生さんたちにやってもらいました。名付けて「私を活かして、私らしく授業をする」です。

 

①自分の「好き」(30個以上)、②自分の楽しい、③自分の経験、④自分の得意 をそれぞれ時間を区切って書き出してもらいました。ひたすら自分と向き合う作業でしたが、学生さんたちは真剣そのもの。④の「自分の得意」は、なかなか出せないので、全員で輪になって、1人に対して5人が、「◯◯が得意だよね」と相手を褒めまくることをしてみました。

 

最終的に、下の写真のワークシートに書き込み、「私らしく授業をする姿」を考えてもらいました。

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 最後に、「あなたにとって、自分らしく授業をするには、具体的にどうしますか?」と聞いたところ、授業で聞いていた時よりも、スラスラとはっきり具体的に答えられていました!

 

授業は、授業をする先生によって個性が出て当たり前。個性を生かして、自分らしく授業ができるようになると、授業を受ける児童・生徒さんにもいい影響がありそうですね。