学生さんからの嬉しいオファーを受けて

今週は、前期(または春学期)の大学の授業が最終回だったというところが多いかと思います。

昨日前期の授業が最終回だった大学では、講義のまとめ、最終レポートの提出、大学から課されている授業アンケートをしてもらった後に、講義を振り返ってコメントを書いてもらいました。

その中に、嬉しいオファーの話があったのでした。

私に対して、

「キャリアセンターの面談員さんになってほしいです」

と書かれていました。


実は、中高の教員をしていた頃から、教員の仕事で一番好きだったのが、面談でした。なので、そんなことを言っていただけで、本当に嬉しく思いました。思わずコメントペーパーに向かって、「いつでもOKですよ~」と独り言を言ってしまいました。


当ブログでも時折紹介しているように、今まで、相談にきて下さった学生さんには、自主的に応じてきました。それは、私だけではなく、他の先生方も、学生さんの相談に応じている光景をよく見かけます。

大学生からしたら、進路の相談は、あまり面識がない相談員の方より、毎週顔を合わせている授業担当教員のほうが、相談しやすいということはあるかもしれないですよね?特に、職業に直結する科目を担当している場合、大いにあり得るのかな、と思います(まさに、私などはそのケース)。その教員が、非常勤の場合、授業の時間前後しか大学にいなく、学生さんからしたら、相談したいときに教員がいない。仮にいたとしても、あまり時間をとってもらえないということがあると思います。教員側も、時間を作りたいのはやまやまだけど、授業の前後にしかその大学にいられない(しかも短時間)ことはよくあることです。授業の前後に別の仕事が入っているというケースが多いからです。

この学生さんがおっしゃってくださったように、前々から、キャリアセンターの相談員と授業担当者を兼ねられるものならやりたいと思っていました。仕事として時間が確保されているのであれば、双方にとってとてもいいシステムになるのではないでしょうか?

これを機に、大学側に働きかけてみてもいいのかな、と思いました。